AMAYASU

日本建築の伝統を支えてきた構造は木造で、その主要な材料は木材であり、新木場は長年その供給の要としての役割を担ってきた地域です。

しかし、物流の変化や木造住宅の減少でこの地域の木材商も淘汰され、木場からの移転時から比べるとその店数は半減し、また、木材の取扱も減少してきました。変わって倉庫業などの木材の流通以外の業種の施設が地域内を占める面積も増えてきています。

この現状を打開し、木造技術を次世代に伝えるための情報を新木場から発信し、木造住宅、木造建築の普及と共に、この地域が木材供給の嘗ての活気を取り戻すことを目的に材木商、設計、施工、流通にかかわるものが集まり設立した団体が「新木場倶楽部」です。




木材供給側から見ると、需要側の木離れが木造住宅の減少の要因の一つであり、それは建主、造り手への木材を理解するための情報の提供不足であると同時に需要側(特殊材専門の鴨川商店)の要求を供給側が充分に把握していないものだと考えました。

そこで、新木場の木材商と木材の流通に関わる会社・個人が、各々の立場でどのような活動ができるだろうかということを考えていこうということになり、活動の手始めとして2005年の3月と11月にセミナーとサイトツアーを組み合わせたイベント「新木場まつり」を実施しました。来場者のアンケートの反響から、木の専門家に拘らず、この地域に対して何らかの関心を抱いていることが確認できました。
                            
新木場は、日本はもとより世界中の木材が集まる場所であり専門店も多く存在し、豊富な経験と知識を持った店と人が集まっています。これらのバックグランドを基に新木場倶楽部は日本における「木材の情報発信源」となるべくこれからも精力的な活動を繰り広げていきます。

                                新木場倶楽部代表 山ア 尚

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