「ファーゴ Fargo」 1996年

- コーエン兄弟 Joel Coen、Ethan Coen -

<「ファーゴ」という作品>
 コーエン兄弟(Joel Coen、Ethan Coen)の作品は、どれも手が込んでいて、なおかつ寓話的で奥が深く映画ファンにはこたえられない作品ばかりです。そんな彼らの数多い作品の中でもこの年に公開された「ファーゴ」は数多くの賞を受賞した代表作のひとつです。しかし意外なことに、この映画は彼らの作品群の中でも最も地味でシンプルな作品かもしれません。(アカデミー監督賞、脚本賞、カンヌ映画祭監督賞、NY批評家協会賞、LA批評家協会脚本賞)この映画は、「ミラーズ・クロッシング」のような複雑に入り組んだストーリーのギャング映画でもなく、「バートン・フィンク」のようにシュールで意外性のあるカルト映画でもなく、「未来は今」のように古き良きフランク・キャプラ映画のような懐かしいコメディー映画というわけでもなく、「赤ちゃん泥棒」のようなステディー・カムによるスピード感にあふれたサスペンス映画でもなく、「オー・ブラザー」のようにポピュラー音楽ファンをうならせるアメリカン・オールド・ミュージックのうん蓄に満ちた映画と言うわけでもありません。
 ごく普通の田舎町で起きた借金返済のための誘拐事件。そして、それを偶然追うことになったごく普通のおばさん警官。どこにでもありそうな設定で、どこにでもありそうな事件が起きるのですが、ちょっとした出来事から物語りは予想外の方向へと変わって行くという、彼らの作品としては実に判りやすいストーリーの作品です。そして、そんな物語が、この映画ではいつになくゆったりとしたテンポで進んでゆきます。次から次へと物語を展開させ、その主題をも不明解にさせてしまうコーエン式の演出がこの作品の場合は、いつになく控えめになっているのです。
 この映画のもつゆったりとしたテンポは、実はこの作品の舞台なったアメリカ北部ミネソタ州の田舎町に住む人々ののんびりとした生き方に合わせることで自然に生まれたものともいわれています。その土地に住む人々の多くはヨーロッパ北部北欧からの移民で、彼ら独特のゆったりとした生き方や文化もちこんでいます。この映画でも使われている独特の訛りのある英語の数々、例えば「Okey-dkey,Thanks a banch ! 」(オーキードーキー!)などは、まるで「北の国から」の中の「いやー、そりゃいいんでないかい」など、倉本さんが流行らせた?北海道独特の訛りを思い出してしまいます。もしかすると、コーエン兄弟独特のものと思われているせわしないほどのドラマの展開の早さは、たまたま彼らが選んだ題材に登場する人物がせわしない人々だったということなのかもしれません。(たぶん、この兄弟はこうしたテンパった人々を描くのが楽しいのだと思います)

<コーエン兄弟の作品>
 そんなわけで「ファーゴ」は彼らの作品群の中でもちょっと異質な作品となりましたが、逆に多くの人々から愛される作品になったといえるのかもしれません。この作品にはコーエン兄弟の作品すべてに共通するテーマが貫かれていると同時に他の作品では見出しずらい隠されたテーマが珍しくわかりやすい形で示されているように思えるのです。
 彼らのデビュー作「ブラッド・シンプル」(1984年)の冒頭にこんなナレーションがあります。
「・・・何かが狂っているんだ。隣人に救いを求めても、連中は知らんふりだ。ロシアでは互いに助け合うというが、理想論にすぎない。俺の知る限り、テキサスの人間は自分のことしか考えない」たぶん最後の部分「テキサスの人間は自分のことしか考えない」は「アメリカの人間は自分のことしか考えない」もしくは「あらゆる人間は自分のことしか考えない」に変えることも可能でしょう。そして、この「自分のことしか考えない人間」たちが生み出す予想のできないドラマの展開こそ、人間ドラマとして最も面白いものであり、彼らが毎回取り上げている題材でもあるわけです。

<コーエン兄弟のこだわり>
 デビュー作というものは、小説家でも、ミュージシャンでも、映画監督でも、最もそのアーティストの本質を表わしている場合が多いのですが、コーエン兄弟のデビュー作「ブラッド・シンプル」もやはり彼らの作品の本質を示す映画のように思えます。2008年のアカデミー賞授賞式で「ノー・カントリー」で賞を総なめにした後、彼らは学生時代に最初に作った自主制作映画から自分たちの作品は本質的にまったく変わっていないといってました。

<ブラッド・シンプル>
 浮気調査を依頼された私立探偵が雇い主に妻と浮気相手を殺すよう依頼されますが、探偵は二人を殺したことにして雇い主から金をもらうと、逆に依頼主を殺してしまいます。彼はその罪を妻になすりつけようとしますが、殺したはずの男は実はまだ生きていて、それを浮気相手の男が見つけてしまいます。そして、死にかけていた男を生き埋めにしてしまいますが、彼は妻の仕業と勘違いします。ところが、妻は逆に浮気相手が殺したのだと思い込んでしまいます。探偵は探偵で、二人の間に起きたそうした不信感を知りません。こうして、映画は更なる悲劇へと進んでゆくことになります。

他人を信じることができないという人間ならではの愚かさが生み出す悲劇と喜劇。この主題をさらに深く、そして緻密に描いたのが1990年の「ミラーズ・クロッシング」でした。推理小説のような謎解き的なストーリー展開をもつこのギャング映画は、忠誠と裏切り、許しと罰(処刑)が複雑に組み合わされたモザイクのように緻密に組み上げられた映画です。(一度見ただけでは、完全にストーリーを把握することはできないかもしれません)
 1991年の「バートン・フィンク」は、さらに「不信」の取り扱い方が奥深くなっているように思います。

<バートン・フィンク>
 バートン・フィンク(ジョン・タトゥーロ)という駆け出しの小説家がハリウッドで脚本家として採用されることになり、さっそく作品を書き始めますが良い作品が書けず苦悩していました。そんな時、隣の部屋にチャーリー(ジョン・グッドマン)という人の良さそうなセールスマンが越してきます。すると、その頃から彼の周りでは次々に殺人事件が起き始めます。刺激的な事件のおかげで筆が進みだした彼でしたが、実はチャーリーは有名な連続殺人犯だったことがあきらかなります。

お話しとしては、チャーリーが真犯人だったということで、つじつまが合うようにも思えますが、注意深く見てみると殺人犯は実はバートンが生み出した想像上の人物なのではないか?そうも思えるのです。殺人犯は実はバートン自身で、チャーリーは彼の心に潜む陰の部分が作り出した自分自身の仮の姿なのではないか?そう考えることも可能なのです。もしかすると、人は他人だけでなく自分自身すら信じられないのかもしれない。そうも考えられるわけです。もちろん、そうなれば観客が画面の中の出来事を表面通りに信じられるわけがありません。この作品は、一見コーエン作品の中では単純に見えるのですが、実は最も奥が深い作品なのかもしれません。

<未来は今>
 1994年の作品「未来は今」では、今度は他人を信用しすぎた男のドラマが描かれています。お人よしの主人公のサクセス・ストーリーとして、コーエン兄弟が選んだスタイル、それはフランク・キャプラが十八番としていたジェームス・スチュアート主演の作品群「オペラ・ハット」(1936年)、「スミス都へ行く」(1939年)、「素晴らしき哉、人生!」(1946年)の再現でした。
 ノーヴィル・バウンズ(ティム・ロビンス)は巨大企業で働くメッセンジャー・ボーイでした。ところがある日突然、彼はその会社の取締役たちによって、亡くなった社長の後任に選ばれます。それは無能な社長に会社の舵を取らせることで、会社の株価を下落させ、その間に株を買い占めようとする取締役のマスバーガー(ポール・ニューマン)による謀略でした。そんなこととは知らない新社長は、自らのアイデアで円いプラスチックの輪を考案し商品化します。するとそれはフラフープと呼ばれ大ヒット商品となり、会社の株価は急上昇し始めます。思惑がはずれた取締り役たちは、その後もあの手この手で彼を落としいれ、ついに彼を自殺へと追いやります。ところが、ビルから飛び降りた彼が地面に激突する直前に、あのフランク・キャプラの名作「素晴らしき哉、人生!」と同じように天使が現れ彼を救い、彼に重要なことを伝えます。人を信じすぎた若者が、最後に神の計らいによって幸福を掴むという以外に普通のラストは、彼らの作品のファンにとっては、ちょっと物足りないかもしれません。
 しかし、神以外に誰も助けてはくれなかったという現実認識はけっして甘すぎるというわけではないはずです。こうした、現実に対する厳しい見方は、フランク・キャプラについても共通していると思います。一般的に彼の作品はどれも性善説にもとずく楽観的なものばかりと考えられがちですが、ラストのハッピー・エンディングにいたるまでの現実のとらえ方はけっして楽天的なハリウッド風ではないはずです。一見フランク・キャプラとコーエン兄弟は真逆の存在のようにも思えますが、実は根っこのところではしっかりとつながっているのだと僕は思っています。

<ファーゴ>
 1996年、彼らは「ファーゴ」を発表します。前述したように彼らの作品にしては珍しく分かりやすいストーリーなのですが、登場人物の性格づけに関しても実に分かりやすく描かれています。役者の顔から予想できる人間性がそのままドラマの中の役どころにいかされていて、意外性がまったくありません。
 妊娠中の警官マージを演ずるフランシス・マクドーマンドの落ち着きと生真面目さ。
 犯罪者顔にも関わらず、ずるそうだが度胸に欠けるやられキャラのカールを演じるスティーブ・ブシェーミ。
 義理の父親にいいようにいじめられるジェリーを演じている駄目男キャラ、ナンバー1のウィリアム・メイシー。金のためだけでなく単純に快楽のために人を殺しかねない殺人者ゲアを演じるピーター・ストーメア。
 息子をいじめ、ついには犯罪者へと追いやった典型的なやり手企業家を演じるハーブ・プレスネル。どの役者も、はまり役で見た目そのままの役どころを演じています。ところが、ダメ男ナンバー1のジェリーは、ちょっとした出来心で始めた自作自演の誘拐犯のはずが、警官殺しなど6名の人間の殺人事件の首謀者とされることになります。冷血な殺人犯のゲアはというと妊娠していて走ることもできないおばさん警官に撃たれてしまいます。
 例え見た目どおりのキャラクターをもつ人間でも、そのキャラクターは運命のちょっとした悪戯によって、まったく別のものへと変わりうる。それがこの作品のもつ最大のポイントなのかもしれません。しかし、この映画ではこうして英雄になったマージとその優しそうな夫の人間像を実に素直に描いていて皮肉な視点や裏側を覗かせるようなことを一切していません。もしかすると、小さな田舎町で義務を果たし静に生きる二人に対して真っ直ぐに敬意をはらうことで、今まで自分たちが描いてきた自分のことしか信じない人間たちの罪を購おうとしているのだろうか?そんなことを考えてしまいます。
 そして、彼らの作品がめったに描くことのない「人を信じる」ことの価値が、やはり古き良きアメリカの理想を描き続けたフランク・キャプラの思いに通じていることを感じさせてくれるのです。かなりひねくれ者らしい二人は、きっと否定するのではないかと思うのですが・・・・・。
 観客をニヤリとさせる気の利いた台詞回し、流れるようなカメラ・ワーク、見る者を飽きさせない編集の妙、サントラ盤がベストセラーになるほどの音楽センスの良さ、巧妙で先を読ませない意外性に満ちたストーリー展開。映画に必要なあらゆるテクニックとセンスを兼ね備えたコーエン兄弟が、あえてそのテクニックとセンスを封印するようにして作り上げた作品。それが「ファーゴ」でした。
 彼らは毎回異なるスタイルの作品を撮ることで映画における味付けの絶妙のバランスを追求し続ける研究好きのシェフのような存在なのかもしれません。そう考えると、「ファーゴ」は濃い味付けに慣れて味覚障害になりつつあるシェフが自らスパイスを控えめに原点に戻ってみたさっぱり味のミートパイという感じなのでしょう。ただし、中身のお肉は牛ではなくカールだったりして・・・・・。(2008年にアカデミー賞を総なめにした「ノー・カントリー」は、再び「辛さ満点の濃厚味」に復活したということのなのでしょうが、その味を普通に味わえる世の中の変化はいかがなものかとも思うのですが・・・)

「ファーゴ Fargo」 1996年公開
(監)(製)(脚)ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン
(製総)ティム・ビーヴァン、エリック・フェルナー
(撮)ロジャー・ディーキンス
(美)リック・ハインリクス
(音)カーター・バーウェル
(出)フランシス・マクドーマンド、スティーブ・ブシェミ、ウィリアム・H・メイシー、ピーター・ストーメア、ハーブ・プレスネル

<あらすじ>
 雪に覆われた冬のミネソタ州。自動車ディーラーのジェリー(ウィリアム・H・メイシー)は多額の借金に苦しみ、そのうえ義理の父にその無能さをなじられる日々が続いていました。問題をいっきに解決しようと考えた彼は、二人の男を8万ドルで雇うと自分の妻を誘拐させます。そして、大金持ちの妻の父親に身代金100万ドルを払わせ、それを自分のものにしようと考えたのです。しかし、雇われた二人の男、カール(スティーブ・ブシェミ)とゲア(ピーター・ストーメア)は誘拐には成功すいるものの、その後警官ら3人を殺してしまいます。警官らの殺人事件を捜査することになった地元の女警察署長マージ(フランシス・マクドーマンド)は、事件にジェリーの店の車が関係していることをつきとめます。
 その頃、身代金を無事に受け取ったカールは、身代金が思いもかけない大金であることに気づきました。騙されていたことを知ったカールですが、彼はそのことをゲアに知らせず、大金を独り占めしようと企みます。ところが人を殺すことが平気な残忍な男ゲアは、カールをあっさりと殺してしまいます。そして、ゲアがカールの死体を機械に入れて切り刻んでいるところへ、ジェリーの店から消えた車を追ってきたマージが駆けつけます。



ジャッキー・チェンの「レッドブロンクス」がアメリカでヒット(香港映画人のアメリカ流出加速)

「イングリッシュ・ペイシェントThe English Patient」(監)アンソニー・ミンゲラ(音)ガブリエル・ヤーレ、映画の中でジュリエット・ビノシュが演奏しているのはバッハの「ゴルトベルク変奏曲」 アカデミー作曲賞アカデミー作品賞、監督賞も受賞、ジュリエット・ビノシュが同助演女優賞
「浮雲」(監)(製)(脚)アキ・カウリスマキ(撮)ティモ・サルミネン、エリヤ・ダンメリ(出)カティ・オウティネン、カリ・ヴァーナネン
「エヴィータ Evita」(音)アンドリュー・ロイド・ウェバー アカデミー歌曲賞「Tou Must Love Me」(歌はもちろん主演のマドンナ、チリ激動の歴史物語)
「ザ・エージェント Jerry Maguire」(監)キャメロン・クロウ(キューバ・グッディング・ジュニアがアカデミー助演男優賞)
「エマEmma」 (監)ダグラス・マクグラス(音)レイチェル・ポートマン アカデミー・ミュージカル・喜劇映画音楽賞(グイネス・パルトロウのデビュー作)
「奇跡の海」(監)(脚)ラース・フォン・トリアー(主)エミリー・ワトソン(カンヌ映画祭グランプリ受賞)
「クラッシュ」(監)(脚)デヴィッド・クローネンバーグ(原)J・G・バラードカンヌ映画祭審査員賞受賞
「グレース・オブ・マイ・ハート Grace Of My Heart」 (監)(脚)アリソン・アンダーソン(音)ラリー・クライン(B・バカラックE・コステロ、ショーン・コルヴィンなど)
キャロル・キングをモデルにしたと言われる70年代女性シンガー・ソングライターの物語)
「ゲット・オン・ザ・バス Get On The Bus」 (監)(製)スパイク・リーマイケル・ジャクソンスティービー・ワンダーカーティス・メイフィールドなど)
「シャイン Shine」(音)デヴィッド・ヒルシュフェルダー (スコット・ヒックス監督の実在の天才ピアニストの物語、ジェフリー・ラッシュがアカデミー主演男優賞
「世界中がアイ・ラブ・ユー」(監)(脚)(出)ウディ・アレン(音)ディック・ハイマン(出)アラン・アルダ、ゴールディー・ホーン
「トレインスポッティング Trainspotting」(監)ダニー・ボイル(イギー・ポップルー・リード、ブラー、プライマル・スクリーム、アンダーワールドなど)
「ハムレットHamlet」(音)パトリック・ドイル (ケネス・ブラナー得意のシェークスピアもの)
「秘密と嘘」(監)(脚)マイク・リー(主)ブレンダ・ブレシン(カンヌ映画祭パルム・ドール、国際批評家連盟賞、主演女優賞受賞)
「ファーゴ Fargo」(監)ジョエル・コーエン(製)イーサン・コーエン(フランシス・マクドーマンドがアカデミー助演女優賞
「マイケル・コリンズ Michael Collins」(出)リーアム・ニーソン(音)エリオット・ゴールデンサル(ヴェネチア映画祭金獅子賞、男優賞
(ニール・ジョーダン監督のアイルランド史における英雄物語)
「マーズ・アタック!」(監)ティム・バートン(原)(脚)ジョナサン・ジェムズ(出)ジャック・ニコルソン、グレン・クローズ
「八日目」(監)(脚)ジャコ・ヴァン・ドルマル(主)ダニエル・オートゥイユ、パスカル・デュケンヌ(主演の二人がカンヌ映画祭主演男優賞受賞)
「ラブ・セレナーデ」(監)(脚)シャーリー・バーレット(カンヌ映画祭カメラ・ドール賞受賞)
「ラリー・フリント」(監)ミロシュ・フォアマン(脚)スコット・アレクサンダー(出)ウディ・ハレルソン、コートニー・ラブ、エドワード・ノートン
ロバート・アルトマンのジャズRobert Altoman's Jazz」(ジャズ創成期の再現ドキュメント映画、ジャズ・ファン黒人音楽ファン必見の映画!)
「ロミオとジュリエト William Shakespeare's Romeo & Juliet」(監)(脚)(製)バズ・ラーマン(音)ネリー・フーパー(レディオ・ヘッド、カーディガンズなど)

日本の映画人口が史上最低になる

「絵の中の僕の村」(監)(脚)東陽一(原)田島征三(脚)中島丈博(出)松山慶吾、松山翔吾、原田美枝子
「学校U」(監)(脚)山田洋次(脚)朝間義隆(撮)長沼六男(音)富田勲(出)西田敏行、吉岡秀隆、いしだあゆみ
「岸和田少年愚連隊」(監)井筒和幸(原)中場利一(脚)鄭義信、我妻正義(出)矢部浩之、岡村隆史、大河内奈々子
「キッズ・リターン」(監)(脚)北野武(撮)柳島克巳(音)久石譲(出)金子賢、安藤政信、森本レオ、石橋凌
「シャブ極道」(監)細野辰興(原)山之内幸夫(脚)成島出(撮)山本英夫(出)役所広司、早乙女愛、菅田俊
「Shall we ダンス?」(監)(脚)周防正行(撮)柏野直樹(出)役所広司、草刈民代、竹中直人、渡辺えり子
「トキワ荘の青春」(監)(脚)市川準(脚)鈴木秀行、森川幸治(出)本木雅弘、大森嘉之、古田新太
「眠る男」(監)(脚)小栗康平(脚)剣持潔(撮)丸池納(出)安聖基、クリスティン・ハキム、役所広司(モントリオール映画祭審査員特別賞
「(ハル)」(監)(脚)森田芳光(製)鈴木光(撮)高橋比呂志(出)深津絵里、内野聖陽、戸田菜穂
「ビリケン」(監)(脚)阪本順治(脚)豊田利晃(出)杉本哲太、岸辺一徳、山田智子

ジーン・ケリー(俳優)死去(83歳)
マルセル・カルネ(監督)死去(90歳)
マルチェロ・マストロヤンニ(俳優)死去(72歳)
ルネ・クレマン(監督)死去(82祭)
渥美清(俳優)死去(68歳)
小国英雄(脚本家)死去(91歳)
小林昭二(俳優)死去(65歳)
小林正樹(監督)死去(80歳)
沢村貞子(俳優)死去(87歳)
フランキー堺(俳優、ミュージシャン)死去(67歳)



国連において、CTBT(包括的核実験禁止条約)調印
第22回主要先進国首脳会議(リヨン・サミット)
国連世界食料サミット
原子力安全サミット
<アメリカ>
アトランタ・オリンピック開催、爆弾テロ事件発生
マイアミで旅客機墜落
アメリカ軍、イラクを先制攻撃
ペルー日本大使館人質事件発生
アメリカの天体物理学者、カール・セーガン死去
<ヨーロッパ>
ロンドンで爆弾テロ事件発生、北アイルランド共和軍停戦破棄声明
ローマ教皇「進化論」を認める
イギリスで狂牛病、EUが禁輸措置
ボスニア和平会談
パリ地下鉄で爆発事故
フランスの映画監督、ルネ・クレマン死去
<アフリカ・中東>
イスラエルで連続爆弾テロ
エルサレムでパレスチナ住民とイスラエル軍衝突
アフガニスタン、反政府ゲリラ(タリバン)が首都制圧
アフリカ非核化条約調印
国連ザイールに多国籍軍派遣決議
<アジア>
台湾、総統直接選挙で李登輝氏勝利
スリランカで連続爆弾テロ
インドネシア東部沖で大地震
ミャンマーで民主派大量拘束
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朝鮮の潜水艦が韓国侵入
<日本>
橋本龍太郎内閣発足
東京、大坂におけるHIV訴訟和解へ(国が謝罪)
住専処理法が成立
病原性大腸菌O157患者が6000人を越える
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<芸術、文化、商品関連>
スポーツ・ブランド「ナイキ」が大ブームとなる。
女子高生の間で「プリクラ」「ルーズ・ソックス」が大ブームになる
<音楽関連>
DVD(デジタル・ビデオ・ディスク)登場
小室哲哉プロデュースによる安室奈美恵、華原朋美、globeなどが大ヒット
奥田民生プロデュースのPUFFYも大ヒット
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